中3で不登校。高校進学はどうなる?埼玉県で選べる進路と今からできること

「中学3年生なのに、学校にほとんど行けていない」
「内申点が足りないと思うけれど、高校に進学できるのだろうか」
「高校に入学できても、また通えなくなってしまうのでは……」
中学3年生になると、高校進学への不安が大きくなるご家庭もあると思います。
こんにちは。埼玉県越谷市、新越谷駅近くの通信制高校サポート校「新開高等学院」です。
今回は、中学3年生で不登校の状態にあるお子さまの高校進学について、埼玉県の入試制度や通信制高校の仕組みも含めてお話しします。
まずお伝えしたいこと
中学校に通えていなくても、高校進学の選択肢がなくなるわけではありません。
ただし、どの高校でも同じ条件で入学できるわけではありませんし、入学後に必要な登校日数や学習方法も異なります。
大切なのは、今から選択肢を整理することです。
1. 中3で不登校でも、高校に進学できる?
結論からいうと、不登校でも高校進学を目指すことはできます。
高校には、全日制高校だけでなく、定時制高校や通信制高校など、さまざまな学び方があります。
また、全日制高校の中にも、不登校を経験した生徒の受験に配慮した制度を設けている場合があります。
まずは大きく4つの選択肢を知っておくと、進路を考えやすくなります。
| 進路 | 特徴 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 公立全日制 | 原則として平日に通学 | 入試制度や配慮の有無 |
| 私立全日制 | 学校によって教育方針が異なる | 欠席日数・内申点・入試条件 |
| 定時制 | 昼間・夜間などの時間帯 | 通学時間・卒業までの計画 |
| 通信制 | 自宅学習とスクーリングなど | 登校日数・学習支援・学費 |
どれが一番優れているというわけではありません。
お子さまの現在の状況と、高校でどのような生活を送りたいかによって、合う進路は変わってきます。
2. 埼玉県の公立高校は、欠席日数が多いと受験できない?
「欠席が多いから、公立高校はもう無理なのでは?」
そう考えてしまうかもしれません。
しかし、欠席が多いという理由だけで、すべての公立高校への道が閉ざされるわけではありません。
2027年度の埼玉県公立高校入試について
埼玉県では、令和9年度入学者選抜において、不登校の生徒などを対象とした特別な選抜が設けられています。
所定の条件に該当する場合、一般募集とは異なる資料の扱いで選考が行われます。
ただし、誰でも自由に利用できる制度ではありません。対象となる条件や手続きの確認が必要です。
保護者の方に確認してほしいこと
中学校の担任の先生や進路担当の先生に、不登校の生徒などを対象とする特別選抜を利用できる可能性があるか相談してみてください。
また、2027年度の入試からは調査書の様式や選抜方法にも変更があります。
以前の入試情報だけで判断せず、最新の埼玉県教育委員会の案内を確認することが大切です。
3. 通信制高校は、不登校でも入学できる?
通信制高校も、高校進学の選択肢の一つです。
通信制高校では、毎日決まった時間に教室へ通う形だけでなく、自宅でのレポート学習や、必要なスクーリングなどを組み合わせて高校卒業を目指します。
そのため、中学校で不登校を経験した生徒が、自分に合った学習方法を探す際の選択肢になります。
通信制高校は「まったく勉強しなくても卒業できる学校」ではありません。
基本的には、レポートの提出、スクーリングへの参加、試験などが必要です。
また、学校によって登校頻度やサポート内容も大きく異なります。
「通信制ならどこでも同じ」と考えず、実際の学習方法や卒業条件を確認することが重要です。
通信制高校でも、学校生活は送れる?
通信制高校には、自宅学習を中心とする学校もあれば、週に何日か通学できる学校もあります。
例えば、
「毎日通うのは難しいけれど、週1〜2回なら挑戦してみたい」
「最初はあまり人と話せないけれど、少しずつ友達をつくりたい」
と考えているお子さまもいるでしょう。
その場合は、単位取得に必要な登校だけでなく、普段通える教室があるか、どのような活動をしているかを確認するとよいと思います。
4. 高校に入っても、また通えなくなったら?
保護者の方にとって、高校入試に合格できるかどうかは大きな心配だと思います。
しかし、それと同じくらい大切なのが、入学後に無理なく高校生活を続けられそうかという点です。
例えば、今は週に1回も登校できていないのに、高校に入学した途端、毎朝決まった時間に週5日通う。
もちろん、新しい環境がきっかけで通えるようになる生徒もいます。
一方で、急に生活を大きく変えることが負担になる場合もあるでしょう。
高校選びでは、入学できるかだけでなく、次のような点も考えてみてください。
学校見学で確認したい5つのポイント
① 朝は何時から授業が始まるのか
② 週に何日通う必要があるのか
③ 欠席した場合、学習をどう進めるのか
④ 分からない課題があったとき、相談できるか
⑤ 人間関係に不安がある場合、どのような対応があるか
学校見学や個別相談では、こうした具体的な質問をしておくと、入学後の生活をイメージしやすくなります。
5. 中学3年生の今からできる4つのこと
では、高校進学に向けて、今から何をすればよいのでしょうか。
まずは次の4つをおすすめします。
① 中学校の先生に進路の相談をする
公立高校の特別な選抜を含め、利用できる制度や必要な書類を確認します。
学校に通うことが難しい場合でも、保護者から進路相談を始めることはできます。
② 高校の種類を絞りすぎない
最初から「全日制しか考えない」「通信制しか無理だ」と決める必要はありません。
お子さまの希望を聞きながら、複数の選択肢を比較してみてください。
③ 説明会や個別相談に参加する
ホームページだけでは、学校の雰囲気やサポート内容は分かりにくいものです。
気になる学校があれば、実際に見学してみるのがおすすめです。
お子さまが参加しづらい場合は、まず保護者だけで相談できるか確認してみてもよいでしょう。
④ 入学後の生活を具体的に想像する
「週2回の登校なら続けられそうか」
「授業の開始時間は負担にならないか」
「興味のある活動があるか」
といった、実際の高校生活を考えてみてください。
偏差値や学費だけでなく、3年間どのような経験ができるかも大切です。
6. 埼玉県で通信制高校を選ぶなら、通いやすさも確認してほしい
通信制高校は、県外に本校がある学校でも入学できる場合があります。
ただし、埼玉県内に住んでいる場合、普段通う教室やスクーリング会場への移動は重要なポイントです。
特に不登校を経験したお子さまの場合、学校へ行くこと自体に負担を感じる場合もあります。
そのため、
「自宅から無理なく通えるか」
「最初から毎日登校しなければならないか」
「スクーリングの際に宿泊が必要か」
といった点も確認してみてください。
越谷市だけでなく、草加市・春日部市・吉川市・さいたま市など、埼玉県内から通える学校を比較する際にも大切なポイントです。
東京都内の学校を検討する場合も、登校頻度や通学時間を含めて判断することをおすすめします。
7. 新開高等学院について
新開高等学院は、埼玉県越谷市の新越谷駅近くにある通信制高校サポート校です。
提携する明誠高等学校と連携しながら、高校卒業に向けた学習や、日々の高校生活をサポートしています。
※高校卒業資格は提携する通信制高校で取得する仕組みであり、新開高等学院単独で高等学校卒業資格を発行するものではありません。
無理はさせない。でも、できることは増やしていく。
私たちが大切にしているのは、無理に最初から変わろうとしなくてもよいこと、そして少しずつできることを増やしていくことです。
新開高等学院では、1限を午前11時から始めるなど、朝が苦手な生徒も通いやすい時間割を採用しています。
また、通学日数や学習方法についても、生徒の状況に合わせて相談しながら考えています。
学習面では、レポートへの取り組みをサポートするほか、興味のあることに挑戦できるプロジェクト活動なども行っています。
最初から友達をたくさんつくったり、積極的に発言したりする必要はありません。
「最初は、参加するだけでもいい。」
少しずつ学校生活に慣れていける環境を目指しています。
ただし、通信制高校である以上、卒業に必要なレポート・スクーリング・試験などはあります。
無条件に卒業できるという意味ではありませんので、個別相談の際に具体的な仕組みをご説明しています。
8. よくある質問
Q. 中学3年間ほとんど学校に行けていません。それでも高校進学できますか?
進学の選択肢はあります。ただし、学校によって入試や出願の条件が違うため、志望校ごとに確認が必要です。
Q. 勉強がかなり遅れていますが、通信制高校の授業についていけますか?
通信制高校でもレポートや試験がありますが、学校によって学習支援の内容は異なります。現在の学力とサポート体制を確認することが大切です。
Q. 中3の秋・冬からでも間に合いますか?
学校ごとに出願時期や募集状況が異なります。希望する年度の募集要項を早めに確認してください。
Q. 通信制高校でも大学や専門学校に進学できますか?
はい。通信制高校を卒業すれば、全日制高校卒業と同様に大学や専門学校などへの進学を目指せます。ただし、志望する進路に必要な学力や準備は別途必要です。
まとめ|中3で不登校でも、高校進学を諦める必要はありません
中学3年生で不登校の状態にあっても、高校進学の選択肢はあります。
大切なのは、欠席日数だけで可能性を判断しないことです。
埼玉県の公立高校の制度を確認する。
私立高校や通信制高校、定時制高校も比較する。
そして、入学後にどのような生活を送れそうかを考える。
「入学できる学校」だけでなく、「入学後に自分らしく過ごせそうな学校」を探してみてください。
新開高等学院の学校説明会・個別相談
新開高等学院では、埼玉県内で高校進学を検討している中学生・保護者の方を中心に、学校説明会や個別相談を実施しています。
今の状況を伺いながら、新開高等学院が合っているかどうかも含めてご説明します。
高校生活への不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
新開高等学院|新越谷・南越谷の通信制高校サポート校
