自分らしい生き方を選択する「通信制のサポート校」とは

私たちは、越谷市(南越谷駅)に誕生した「通信制のサポート校」です。これまで、大学受験塾の経営や私立学校の立ち上げに携わり、多くの生徒と向き合ってきました。

そんな中、不登校や通信制高校の生徒が直面している課題は社会問題化されており、この問題を解決したいという想いから、新開高等学院の構想が生まれました。

今回は、不登校に悩むお子様と親御様に「通信制のサポート校」という新しい学びのカタチをご案内させていただきます。

目次

通信制のサポート校とは

通信制のサポート校とは、通信制高校と連携し、生徒一人ひとりの目標達成をサポートする教育機関です。「新開高等学院」では、通信制高校と連携して、高校卒業や進路を週1回からのオフラインの校舎で支援します

高校卒業資格の取得支援はもちろん、学習面でのフォローや精神的なケア、さらには大学進学・就職に向けたキャリア支援まで、総合的なバックアップを行います。

1. 不登校について

「不登校」は近年増加傾向にあり、社会問題となっています。この問題は、目にしない日がないくらいメディアでも取り上げられています。今この記事をお読みいただいている方は、不登校に悩むご家族様もしくは、自分のことだ、経験があるというご本人様かもしれません。

  • 学校に行きたくない
  • 授業についていけない
  • 集団行動が苦手
  • 子供が学校を休むようになった
  • 学びに遅れをとって欲しくない
  • このままでは卒業できないかもしれない

「不登校」は本人の問題だという偏見もありますが、「不登校」の要因と、それぞれの立場から思いは様々です。誤った偏見から「学校に行かないといけない!」という強い思い込みが、さらに自分自身を追い込み、動けなくなっているのではないでしょうか。

イジメ問題、個々の学力スピードに対するサポートなど、学校側の対応や、周囲の理解などが必要とされています。子供たちを守るのは私たち大人の責任であり、地域や学校のサポートなど、社会全体で向きあわなくてはなりません。不登校は誰にでも起こります。不登校との向き合い方について、悲観的にならず、子供や親御さんにとっても「自分らしい生き方を見つけるチャンス」と考えてみてください。子供を尊重し、子供や親を追い詰めないよう周囲がサポートしていく環境づくりが大切だと感じています。

2. 通信制高校について

不登校に対する支援の一つに、通信制高校があります。

通信制高校とは

全日制高校や定時制高校と同様に、高等学校の教育課程の一つで、毎日通学するのではなく、通信による教育を行うことを目的としています。

以前は「全日制高校に通えなかった人、不登校になった人のための学校」というイメージが強くありましたが、インターネットや情報誌などのメディアを通じて、通信制高校の存在やメリットが広く知られるようになり、通信制高校は選択肢の一つとして認識されるようになりました。

現在では「自分のペースで学習したい」、「集団行動が苦手」または「病気で通えない」といった多様なニーズにも受け入れられるようになり、学校のスタイルにこだわらず、自分に合った学び方を選択するという考えで通信制高校を選ぶ人も増えています。

3. 通信制高校の課題について

通信制高校を選ぶ人が増えている中、課題もあります。 私たちが学校教育に携わる中で、自分で計画的に学べる子は一部で、多くの子が学ぶペースをつかめず、時間を持て余してしまう現実を目の当たりにしました。

ここから、全日制高校とは異なる通信制高校の学習スタイルや環境からくる特有の悩みを紹介します。

学習面での悩み

  • 学習の進め方がわからず、最後まで続けられないかもしれない…
  • ついつい後回しにしてしまい、課題提出の直前になって焦る。
  • 分からないことが聞けないから、学習意欲を保つのが難しい。
  • 誰にも聞けず、孤独を感じる。
  • 学習の成果が十分に身についているか不安に感じる。

生活・精神面での悩み

  • 生活が昼夜逆転し、不規則になることがある。
  • 「楽をしている」「真面目ではない」と周囲から偏見を持たれることがある。
  • 自分の将来について具体的に考えらず、進路が決められない。
  • 全日制高校に比べて進路情報が少ないと感じる。
  • 進路指導を受けにくいと感じることがある。
  • 何から手をつけるのか、進路が決まらないまま終わってしまうかも…

学習面の悩みに関して、進め方が分からず、単位が取れないまま中退してしまうのです。生徒にとって通信制高校には自分のペースで学習できるメリットはありますが、同時に自分で管理しなくてはならないという難しさが背景にあります。全日制高校のように時間割が用意されているのではなく、カリキュラムに合わせ、自身で計画的に進めていく自己管理能力と、それを実行し進める自主性が求められています。これは容易ではありません。

4. 通信制高校は就職が難しいのか

生活・精神面での悩みでは、主に将来について漠然とした不安をかかえていることが分かります。相談する相手がいないと塞ぎ込んでしまったり、人に上手く自分の気持ちを話すことができないなど、情報不足から心理的に不安を感じています。

また、生徒自身だけではなく「通信制高校では就職が難しいのではないか」と、保護者の方も強く不安に感じられているようです。

全日制高校には企業からの求人票が多く寄せられますが、通信制高校にはそうしたルートが少ないのではないか不安を感じられる親御さんもいらっしゃいます。その場合の多くは生徒自身で積極的に求人情報を探す必要があるため、就職に対するサポートに関しても、不安に感じられていました。企業側に「自主性がない」「学力が低い」といった古いイメージがあったのも否めません。

これらの悩みに対して、生徒一人ひとりの状況や性格、選択した通信制高校のサポート体制によって異なるため、通信制高校側も様々な支援体制を整えることが求められます。オンラインでの質問対応、個別相談、キャリアサポートなど工夫し、生徒自身も積極的に学校のサポートを活用したり、同じように通信制高校で学ぶ仲間と交流したりすることが、悩みを軽減する上で重要になると考えています。

さらに通信制高校の就職状況は変わりつつあります。学力に関して言えば、通信制高校の卒業資格は全日制高校と同等であるため、就職に影響はありません。現在では就職率が向上し、通信制高校卒業生の就職率は全日制高校とほぼ変わらない、あるいは高い場合もあります。(文部科学省の「学校基本調査」より)

通信制高校の就職率が向上した背景には、全日制高校と比べ卒業後の進路選択の幅が広く、就職を選択する生徒も多い傾向にあることと、通信制高校で培った自主性と計画性、自己管理能力は社会人として働く上で重要なスキルとして評価されるように変わってきました

詳しく掘り下げると、通信高校では、自分で学習計画を立て、自主的に学習を進める必要があるため、自己管理能力や自律性が身につきやすいため、就職活動においてそこがアピールポイントになります。通信制高校の卒業生は、様々な経験や目的を持っているため、多様な視点や発想を持つ人材として企業に注目されるケースも増えてきており、人の能力や適性を重視する採用が増えています

こうした背景から、お子様が自由に自分の道を決める選択肢が増え、自分らしい生き方の選択ができるようになりました。

5. 大学や専門学校への進学、就職など多様な選択肢を

不登校への想いから、将来に対するお子様と親御様それぞれが抱える悩みまでご紹介しましたが、共感いただけましたでしょうか。私たち通信制のサポート校「新開高等学院」では、これらの悩みに答えるため、今、悩みを抱えている方に、通っていただくことで進路や卒業に関してのお悩みを解消するサポートを用意しています。

自宅学習がメインとなり自分でペースを掴めない、就職が不安という課題を抱える生徒に寄り添い、充実した高校生活と確かな進路実現をサポートいたします。卒業後の進路は、大学や専門学校への進学、就職など多様な選択肢を用意しております。

心理的な安全性をサポートするために、不安なことや悩みがあれば気軽に相談できるカウンセラーの在籍、誰にも言えない悩みに寄り添えるアプリの開発にも着手いたしました。

特徴1:高校卒業資格取得率97%※

当校では、個別指導を通じて高校卒業資格の取得をサポート。97%の資格取得率を誇り、確実な進路支援を行っています。(※提携先の通信高校のデータをもとに算出した数字です。)

特徴2:大学受験総合型選抜入試に強い

総合型選抜入試に強い AO入試対策を強化し、自己PRや面接対策を個別指導。進学希望校の合格に向け、万全のサポートを提供します。

特徴3:個人の興味関心や理解度に合わせた学び

一人ひとりがやりたいという思いや自分のペースに合わせて学ぶことを大事にしています。

安定的に学生生活を過ごしたり、学びを進めたりする上では「心理的な安全性」が担保されていることが欠かせません。新開高等学院では心理的な安全性を保ち、心の土台を整えるための手立てをとっています。

新開高等学院では、高校卒業のための基礎学力だけでなく、生徒さんの興味関心をもとに3年間の学習をカリキュラムに落とし込んでいきます。この3年間の可能性を広げる学びが、推薦入試や総合型選抜入試で大いに役立ちます。

入試はしない、就職を目指したい。生徒の自発性を育て、自己管理ができるようになったお子様は社会で十分活躍できる人材に育っています。3年間の高校課程を全て学習し、社会で活躍できるようサポートいたします。

まとめ:自分らしい生き方を見つける新しい一歩を

最後になりましたが、これまで、不登校や通信制高校の生徒と接する中で感じたのは、どの子もとても優しく、一人ひとりが素晴らしい才能を持っているということです。新しい学びのカタチとして、是非話し合ってみてください。

「子供たちがもっと社会で生きる力を身につけ、自分らしく成長できる場所に」

学びのカタチは一つだけではありません。自己肯定感を高め、挑戦を恐れず自分らしい未来を切り開いていく環境を提供します。子供たちが無理せず、自らペースを掴めるようにサポートし、「時に優しく、時に温かく」、学生たちを鼓舞する存在でありたいと考えています。

新開高等学院で、自分らしい生き方を見つける新しい一歩を踏み出しましょう。

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