埼玉県三郷市から通える通信制高校おすすめ５校一覧【2025年】通学等の生活面や卒業後の進路のサポート体制を紹介！

2025年5月20日

「三郷市から通える通信制高校を探していますが、通い続けられるか不安です。」というご相談をいただくことがあります。

三郷市から通える通信制高校やサポート校は多く存在します。充実した学校生活を送るためには学習面だけでなく、通学やコミュニケーション等の生活面に関してもフォローが必要です。また卒業後の進路やサポート体制についても、入学する前から確認しておく必要があります。高校によっては卒業後の就職や大学進学を見据え、学習面やコミュニケーション等、在学中から力を入れている所もあります。

通信制高校は、普段は自宅等にて自分のペースで学習し、必要に応じて通学します。そのため学習面だけでなく、生活面においても定期的なフォローがないと、学習のペースがつかめずに時間を持て余す場合や、単位がうまく取れずに中退を選んでしまう場合等もあります。また何とか卒業できても、卒業後の進路が決まっていない場合も存在します。

この記事では、三郷市から通える通信制高校やサポート校と、各校の特色やサポート体制について解説をしていきます。

この記事で分かるポイント３つ

三郷市から通える通信制高校・サポート校の概要
各校の特徴と卒業後の進路
充実した学校生活を送るためのポイント

通信制高校とサポート校の違い

通信制高校とは

通信制高校は主に自宅等で学習し必要な単位を取得することで、高校卒業資格を得ることができる学校です。通学が難しい場合や諸事情で通常の高校に通うことができない場合に対し、柔軟な学びの場を提供しています。

サポート校とは

通信制高校に通う生徒を支援するための学校です。学習面だけでなく、生活面や社会性向上を目指したプログラムが提供されています。

三郷市から通える通信制高校・サポート校の概要

三郷市から通える通信制高校は数多く存在し、中には学習だけでなく生活面に対しても手厚いフォローを行っている高校も存在します。それぞれの高校ごとに特徴があることから、以下に代表的な学校を紹介します。

埼玉県立大宮中央高等学校

特徴

埼玉県立大宮中央高等学校は、埼玉県内唯一の公立通信制高校です。「決意・計画・継続」を校訓とし、自ら「決意」し、「計画」を立てて、自らの学びを「継続」することで、自立した生徒達がともに学び合う学校を目指しています。月２～３回の通学が必要な通信制、週１～３回の通学が必要な単位制、週５回デイタイム授業を行う単位制昼間定時制の３課程があります。所定の教科・科目を修得し、特別活動に一定時間以上参加し、その他認定条件を満たすことで、普通科高等学校の卒業資格を得ることができます。

住所

〒３３１－０８２５　埼玉県さいたま市櫛引町２－４４９－１

通学頻度

主に自宅での学習が基本です。通信制では月２～３回、単位制では週１～３回の通学が必要となります。通学は日曜日、月曜日、火曜日の中から選択し、いずれの曜日も開校しています。やむを得ない理由で通学できない場合、一部科目ではNHK高校講座を視聴し「視聴票」を作成後に提出し、内容が十分であると判断された場合は、通学の出席代替とされることがあります。

サポート体制

学習サポーターの先生が、生徒が抱える学習に関する疑問や悩みに答えサポートします。科目は数学、英語、理科に限られますが、小学校や中学校の内容から復習したい場合、またレポートがうまく進まない場合等にも対応しています。なお、科目によっては、実施日や時間が異なる場合があります。

新開高等学院

特徴と通学頻度

埼玉県越谷市にある通信制のサポート校です。少人数制で充実した学校生活を送ることを目的とし、心理的安全性の確保を重要視しています。学習以外にも、生活面に関する不安や悩み等を気軽にカウンセラーへ相談できる環境が整えられています。また気持ちを表に出しにくい方については、専用アプリを利用した悩み相談を行うなど、心の土台を整えるためのフォローに力を入れています。

学びを進め可能性を広げるためには心の安定が必要であるという考えのもと、「失敗への向き合い方」や「プラス思考になるためのコツ」など、心の土台を整える授業を行っていることも、大きな特徴の一つです。生徒に寄り添い、個別指導や確実な進路支援等の手厚いフォローを行っていることもあり、高校卒業資格取得率は９７％と高水準です。またAO入試対策や面接対策等の個別指導にも力を入れており、進学希望校への合格に向け、充実した学校生活を送るための充実したサポートが特徴です。

住所

〒３４３－０８４５　埼玉県越谷市南越谷１丁目２７－７

通学頻度

オンライン完結型の受講も可能ですが、コミュニケーション等を重視しているため、週一回を目安に行動計画を一緒に立てるために通学することが推奨されています。また週２日、週３日など、通学する頻度を自分で考えて決めることができます。

サポート体制

高卒資格の取得はもちろん、大学受験総合型選抜入試にも力を入れています。AO入試対策を強化し、自己PRや面接対策を個別指導しています。必要に応じてアルバイトやインターンへの参加も推奨されているため、自己PRから一緒に寄り添い考えていくサポート体制が魅力です。また英語教育にも力を入れています。英語ができることで留学や就職、そして英検を取得していることで大学進学も有利に進めることができます。新開高等学院では少人数制で個別指導が手厚いことを活用し、英語が苦手でも「０から始める」気持ちでしっかりサポートされるため、海外留学や国内留学についても希望に応じて参加することができます。

武蔵野星城高等学校

特徴

武蔵野星城高等学校は埼玉県越谷市にある高校で、「自尊」「創造」「共生」を校訓として掲げています。思いやりの心をもって行動し、生活に役立つ知識や技能を習得することで、幅広い教養を身につけ国際交流をすすめる事を目指しています。週５日通う登校コースと、年数回の通学とオンラインによる放送視聴により卒業を目指すオンラインコースの２種類があります。なお、オンラインコースでも校外学習や集中スクーリング等で生徒同士が交流できる機会を設けていることも特徴の一つです。

住所

〒３４３－０８５７　埼玉県越谷市新越谷２－１８－６

通学頻度

オンラインコースでは、基本自宅等でオンラインによる放送を視聴し学習します。また年数回の通学が必要となりますが、通学時期を自分の予定に合わせることができます。そして一部の必要な通学は、指定された放送を視聴することで免除されることもあります。

サポート体制

担任制で生徒一人ひとりに担任が決まっていることから、一人で学習を進める自信がない場合でも、学習や生活面の様々な不安を解消するよう担任のサポートがあります。またオンラインでの相談も可能なため、安心して学校生活を過ごすことができます。そして併設の埼玉東萌美容専門学校と連携しており、希望者は通信制美容科とダブルスクーリングを行うことで、美容師国家試験受験資格を取得することができます。また特典として、埼玉東萌美容専門学校の入学金が免除されます。

翔洋学園高等学校ネットキャンパス

特徴と通学頻度

翔洋学園高等学校は茨城県日立市に本校を構え、全国１都１６県で生徒が学ぶ広域通信制高校です。ネットキャンパスはインターネットを用い、遠隔地や社会人以外にも他校からの転入者や高校退学者の編入など、近くにキャンパスがない生徒にも学びの場を提供しています。また通学の際は、本校以外にも１４か所のキャンパスがあり、三郷市近郊では最も近くに柏キャンパスがあります。

住所

本校　：　〒３２９－１２２１　茨城県日立市大みか町４－１－３
柏キャンパス　：　〒２７７－０８５２　千葉県柏市旭町１丁目６－４　島田ビル４階

通学頻度

２４時間好きな時に受講可能なネットでの学習が中心となりますが、年６日間はスクーリングが必要です。

サポート体制

いつでも学べる２４時間対応可能なネット学習を中心とし、社会人や子育て中の方、シニアの方向けにそれぞれクラスを設け、学習をサポートしています。また海外からも受講可能なため、海外在住で日本の高校を卒業したい方にも対応しています。メールやチャットでの対応の他に、学習を円滑に進められるネットシステムを活用することで無事に高校卒業できるよう、生徒一人ひとりの学習や進路相談を個別にサポートしています。

興学社高等学院

特徴

千葉県松戸市の通信制高校で、「自分らしく、キミらしく。」を校訓とし、高校卒業資格取得率１００％と、単位取得に手厚い指導を行っています。また単に興学社高等学院は通信制高校ではなく、技能連携校と呼ばれる教育機関です。専門的な授業や実践的な体験を重ねながら、高校卒業資格を得ることができる事も特徴の一つです。技能連携校で学ぶ専門科目の学習は通信制高校の卒業に必要な単位として認定されるため、学習の負荷が増えることはありません。校内は全日制、定時制、通信制の３課程があります。個人の進度で学習を進められる単位制を活用することで、通信制では最短３年、最長１０年以上かけて卒業する方もいます。

住所

〒２７０－００３４　千葉県松戸市新松戸４－３５

通学頻度

サポート校の側面があるため、本校へスクーリングする時間は最低登校すべき時間となっています。

サポート体制

発達障害や心の病気(精神疾患)などにより中々学校に行けなかった生徒や、コミュニケーションが苦手な生徒のため、選択制授業の実施だけでなく、卒業後の生き方を考え社会性を身に着けるＳＳＴ（ソーシャルスキル・トレーニング)を行っていることも大きな特徴の一つです。

通信制高校・サポート高校を選ぶポイント

通信制高校やサポート校を選ぶ際は、以下のポイントを考慮するとよいでしょう。

通学のしやすさ

通学が必要な場合は、通学の頻度や自宅からのアクセス等も考慮する必要があります。お住まいの場所や交通状況に合わせて選ぶことが大切です。また、ただ通う事だけではなく、学校の雰囲気や興味を引く学習内容、カウンセラー等によるフォローがあるかも、通いやすい学校を選ぶポイントの一つです。

カリキュラムの内容

通信制高校を選ぶ際、カリキュラムの内容は非常に重要な内容です。かけがえのない高校生活で何を学ぶかは、将来を大きく左右します。また就職や進学に力を入れている学校を選ぶことで、将来のキャリア形成に役立つスキルや知識を身につけることができます。無理なく取り組めるカリキュラムがあること、また将来の目標に合ったカリキュラムがあるか確認しましょう。

サポート体制

学習面だけでなく、安心して学べる環境が整っていることも、学校選びの大きなポイントです。通学やメンタルに不安を感じている生徒に対し、学校がどのような支援を行っているかを確認する必要があります。カウンセリングやメンタルサポートによる心のケア状況が手厚く、学習に関して不安を抱える場合は個別指導や学習支援がある学校を選びましょう。さらに生活面での悩みを解決するためのサポートが整っているかも重要です。卒業までの間に、メンタルや進路に関するサポートが充実しているかをチェックしましょう。

三郷市から通える通信制高校・サポート校のまとめ

今回紹介した学校は一例ですが、埼玉県三郷市から通える通信制高校やサポート校は数多く存在します。一方、通信制高校のニーズは多様化しています。従来の学校へ通学するだけではなく、安心して学べる環境となっているか、また学校生活における悩みや不安を相談し解決できる場があるか、そして卒業後の進路を見据えた教育を受けることができるか等の教育環境が重要です。

高校生活は人生の中でかけがえのない大切な時間です。将来に向け、通学の利便性やカリキュラムだけでなく、自分自身の視野を広げる学びの場を確保することが大切です。各校の特徴やサポート体制を理解し、状況に応じて柔軟な学習スタイルやサポートを行っている学校を選ぶ事で、安心して卒業まで学べる環境を見つけましょう。