【2025年最新】通信制高校卒業後の進路とは?大学・専門・就職の選び方を徹底解説【埼玉のサポート校、新開高等学院】

こんにちは。
新開高等学院 代表の乗松です。

今回は、通信制高校に通う生徒さんや保護者の方からよくご相談をいただくテーマ、「通信制高校卒業後の進路」についてお話ししたいと思います。

「通信制高校を卒業しても大学に進学できるの?」「専門学校や就職に不利にならない?」
こうした不安を抱えている方も少なくありません。

ですが、どうかご安心ください。
通信制高校を卒業しても、大学進学・専門学校進学・一般企業への就職など、多くの進路が全日制と同じように開かれています

私は、これまで多くの生徒や保護者と向き合い、サポートを重ねてきました。
その中で感じるのは、進路の選択肢をきちんと理解し、早めに準備を始めることで、自分に合った未来を切り開けるということです。

この記事では、通信制高校卒業後の主な進路として、

  • 大学進学
  • 専門学校進学
  • 就職

の3つのルートを中心に、それぞれの特徴や準備のポイントを詳しく解説していきます。

どの道に進むにしても、大切なのは「情報」と「行動」です。
新開高等学院としても、皆さんが納得のいく進路選択を実現できるよう、全力でサポートしてまいります。

ぜひ最後までお読みいただき、進路選びの参考にしていただければ幸いです。

目次

目次

  1. 通信制高校卒業後の進路概要
  2. 大学進学を目指すなら
  3. 専門学校で実践的なスキルを身につける
  4. 就職という選択肢:通信制で培った力をアピール
  5. 進路選択に役立つ準備のコツ
  6. 埼玉の通信制高校と進路サポート
  7. 通信制卒業生の進路実績と体験談
  8. まとめ:通信制の経験を強みに、次のステージへ

通信制高校卒業後の進路概要

通信制高校を卒業すると、全日制高校と同じ「高等学校卒業資格」を得ることができます。これは進学や就職において非常に重要なポイント!この資格があれば、以下のような様々な道が開かれています:

通信制卒業後の主な選択肢

進路概要求められるもの
大学進学4年制大学や短期大学への進学受験対策、志望理由の明確化
専門学校実践的な職業スキルの習得目指す分野の明確化、体験入学
就職高卒での就職、正社員登用自己PR力、アルバイト経験
その他海外留学、起業、フリーランス目標設定、行動力

どの道を選ぶにしても、「通信制だから」という理由で道が閉ざされることはありません。むしろ、通信制で身につけた自己管理能力や計画性は、次のステージでも大きな強みになります。

では、それぞれの進路について詳しく見ていきましょう。

大学進学を目指すなら

通信制卒業でも大学受験は可能

声を大にして伝えたいのは、通信制を卒業しても大学受験の門戸は全日制と変わらず開かれているという点です。高等学校卒業資格さえ取得できれば、大学受験の資格はしっかり得られます。

埼玉県内の通信制高校からも、毎年多くの生徒が国公立大学や有名私立大学に合格しています。「通信制だから」と諦める必要は全くないんです!

受験に向けた学習計画を早めに立てる

大学を目指すなら、早めに学習計画を立てることが大切です。通信制の場合、自分でスケジュールを管理する必要があるため、計画性が問われます。

【おすすめの学習計画の立て方】

  1. 高校2年生の夏頃までに志望校を絞り込む
  2. 必要な受験科目を確認し、学習計画を立てる
  3. 通信制のレポートと受験勉強を並行して進める
  4. 苦手科目は早めに対策を始める

通信制の大きなメリットは、自分のペースで学習できること!空いた時間を受験勉強に充てたり、オンライン予備校や参考書を活用したりするのも効果的です。

大学別の入試方式をチェック

大学入試には様々な方式があり、通信制高校生にとって有利になる場合もあります!特に注目したいのは以下の入試方式です:

  1. AO入試(総合型選抜)
    • 学力試験だけでなく、志望理由や自己PR、面接などで総合的に評価
    • 通信制での学びや不登校を乗り越えた経験をアピールできる
    • 自分の個性や強みを表現するチャンス!
  2. 推薦入試(学校推薦型選抜)
    • 通信制高校でも、一定の成績や出席状況を満たせば推薦状をもらえることが多い
    • 埼玉県内の通信制高校では、推薦枠を確保している学校も多数あり
  3. 一般入試
    • 学力試験で勝負する従来型の入試
    • 通信制でも十分対策は可能、むしろ自分のペースで集中して勉強できる

通信制高校の先生に早めに相談し、自分に合った入試方式を見つけることが大切です。埼玉県内の大学では、埼玉大学をはじめ、多くの私立大学が通信制出身者を受け入れています。

専門学校で実践的なスキルを身につける

通信制卒業生にも門戸は広い

大学ではなく専門学校を目指すという選択肢も大いにアリです!専門学校は高等学校卒業資格があれば入学条件を満たせるところがほとんどなので、通信制出身だからといって不利になることは基本的にありません。

埼玉県内には200校以上の専門学校があり、IT、デザイン、美容、調理、医療事務など様々な分野のスキルを学ぶことができます。「早く実践的なスキルを身につけたい」「特定の資格を取得したい」という方には、とてもおすすめの選択肢です。

オープンキャンパスや体験入学は積極的に参加

専門学校は、学校ごとにカリキュラムや雰囲気が大きく異なります。だからこそ、オープンキャンパスや体験入学で授業や設備を確認するのが重要です。

【専門学校選びのポイント】

  • 複数の学校を比較する
  • 実際の授業や実習を体験してみる
  • 在校生や卒業生の話を聞く
  • 就職サポート体制を確認する
  • 資格取得率をチェックする

通信制高校に在籍中でも、週末を使えば体験入学に参加しやすいのが魅力です。埼玉県内の専門学校では、大宮、川越、所沢などの主要エリアに集中しているので、通学のしやすさも考慮して選びましょう!

奨学金や学費支援制度を確認

専門学校は学費が高い傾向にあるため、奨学金や教育ローンなどの利用を検討する家庭も多いはず。入学前にしっかり調べておくことが大切です!

【活用できる主な支援制度】

  1. 日本学生支援機構(JASSO)の奨学金
    • 第一種(無利子)と第二種(有利子)がある
    • 予約採用制度を利用すれば高校在学中に申し込み可能
  2. 専門学校独自の奨学金・特待生制度
    • 成績や特技による学費減免制度
    • AO入試での特典など
  3. 埼玉県の修学支援制度
    • 埼玉県内の専門学校に通う学生向けの支援制度
    • 経済状況に応じた支援が受けられる場合も
  4. 職業訓練給付金
    • 一部の専門学校では、ハローワークを通じた給付金制度が利用できることも

学校によっては、在学中にアルバイトしながら通えるよう時間割を調整しているところもあります。経済的な不安がある場合は、学校の事務局に直接相談してみるのがおすすめです!

就職という選択肢:通信制で培った力をアピール

通信制卒業後にいきなり就職は可能?

「早く社会に出たい」「家庭の事情で学費が難しい」といった理由で、就職を選ぶ通信制卒業生も多くいます。高校卒業資格があれば、「高卒以上」の求人に応募することが可能です!

特に埼玉県は製造業や物流業、サービス業などが盛んで、高卒者向けの求人も比較的多い地域。通信制だからといって差別を受けることはほぼなく、むしろ通信制で身につけた自己管理能力をアピールできると好印象を得やすいんです!

自己PRに活かせる通信制の経験

不登校から通信制を経て卒業するまでには、それぞれにドラマがあるはず。そんな経験は、就活の面接で大きなPRポイントになります。

【通信制卒業生の強みとなる経験例】

  • レポート提出などで培った計画性・自己管理能力
  • 限られたスクーリングでの効率的な学習力
  • 困難(不登校など)を乗り越えた精神力
  • 自分のペースを守りながら目標達成する力

こうした具体的なエピソードは、自分が思う以上にプラス評価を受ける可能性があります!面接では前向きな表現で自分の経験を伝えましょう。

キャリアサポートを活用しよう

埼玉県内の通信制高校でも、就職支援や進路相談を行っているところが増えています。面接対策や履歴書の書き方の講座などを積極的に活用しましょう!

【活用できる就職サポート】

  1. 学校の進路指導
    • 求人情報の紹介
    • 面接練習や履歴書添削
    • OB・OG訪問の機会提供
  2. ハローワーク
    • 新卒応援ハローワーク(さいたま市)
    • ヤングハローワーク
    • 高卒向け求人情報
  3. 埼玉県のサポート機関
    • 若者自立支援センター
    • ジョブカフェ埼玉
    • 地域若者サポートステーション

また、在学中のアルバイト経験も大切!社会経験があると即戦力として評価されることが多いですし、自分の得意・不得意もつかみやすくなります。通信制ならではの時間の融通が利く特性を活かして、興味のある業界でのアルバイト経験を積むのもおすすめです!

進路選択に役立つ準備のコツ

どんな進路を選ぶにしても、事前の準備が大切です。特に通信制高校では自分で情報を集める力が問われます!

自己分析をしっかりやる

大学・専門学校・就職のどの道に進むにしても、自分が「何を学びたいか」「どう働きたいか」を見つめることが第一歩です。

【効果的な自己分析の方法】

  1. 自己分析ノートを作る
    • 好きなこと・得意なこと・苦手なことをリストアップ
    • 通信制を選んだ理由や不登校になった背景を振り返る
    • 将来やってみたい仕事や生活イメージを書き出す
  2. 強み・弱みの棚卸し
    • 通信制での学習を通じて気づいた自分の特性
    • 他の人からよく言われる自分の特徴
    • 今後伸ばしていきたいスキルや能力

自己分析を通じて「パソコンで作業するのは好き」「大人数の中で授業を受けるのはちょっと不安」など、具体的な希望や不安が見えてくるはずです。これが進路選択の大きな判断材料になります!

情報収集は早めにスタート

通信制で学んでいると、全日制のように「進路のイベントが学校で開催される」という機会が少ないかもしれません。だからこそ、自分で積極的に調べる姿勢が欠かせません!

【おすすめの情報収集方法】

  1. オンライン情報の活用
    • 大学・専門学校のウェブサイト
    • 進学情報サイト
    • SNSでの先輩の体験談
  2. 実際に足を運ぶ
    • オープンキャンパス・学校見学
    • 進学相談会・就職フェア
    • 企業説明会
  3. 人との対話
    • 先生や進路カウンセラーへの相談
    • 先輩や卒業生からの情報収集
    • 保護者や身近な大人との対話

埼玉県では毎年「彩の国進学フェア」が開催されるほか、さいたま市内では定期的に進学相談会が実施されています。こうしたイベントに足を運ぶことで、パンフレットだけではわからない生の情報が得られますよ!

家族や周囲に相談する

不登校を経験していると「親や周りに心配をかけたくない」「自分だけで決めなきゃ」と思いがちですが、実は家族や先生に相談すると見えてくる視点もあります。

【効果的な相談のコツ】

  1. 自分の考えを整理してから相談する
    • 今悩んでいることを具体的に伝える
    • 自分が大切にしたい価値観を共有する
  2. 複数の視点を取り入れる
    • 家族、先生、先輩など異なる立場の人に相談
    • 意見をそのまま受け入れるのではなく参考にする
  3. 専門家のアドバイスを活用
    • 学校のカウンセラー
    • キャリアアドバイザー
    • 埼玉県の進路相談窓口

家族や先生に相談すると、気づかなかった制度や奨学金の存在を教えてくれることもあります。「自分ひとりでは解決できないことが多い」と割り切って、頼れるところは頼ったほうがスムーズに進むでしょう!

埼玉の通信制高校と進路サポート

埼玉県には様々な通信制高校があり、それぞれ特色ある進路サポートを行っています。ここでは主な学校の進路サポート体制をご紹介します!

埼玉県内の主な通信制高校の進路サポート

埼玉県立大宮中央高等学校(公立)

  • 進路指導部による個別相談
  • 大学・専門学校の学校説明会の実施
  • 就職希望者向けの履歴書・面接指導
  • 推薦入試対策講座

クラーク記念国際高等学校 埼玉キャンパス(私立)

  • 大学進学コースの設置
  • AO入試・推薦入試対策プログラム
  • 英検・漢検などの資格取得サポート
  • 大学入試共通テスト対策講座

第一学院高等学校 埼玉校(私立)

  • 進路カウンセリングの定期実施
  • 大学・専門学校の校内説明会
  • 就職支援プログラム
  • インターンシップ制度

鹿島学園高等学校 埼玉学習センター(私立)

  • 進学特別講座の開講
  • 個別の受験対策サポート
  • 卒業生ネットワークの活用
  • 就職サポートデスクの設置

いずれの学校も、通信制という特性を活かした柔軟な進路サポートを実施しています。転入学や編入学の際には、各学校の進路サポート体制もしっかりチェックして選びましょう!

埼玉県の進路支援制度

埼玉県では、高校生の進路選択をサポートするための様々な制度やイベントがあります:

  1. 彩の国進学フェア
    • 県内外の大学・短大・専門学校が一堂に会する大規模な進学相談会
    • 年に1回開催(通常は7月頃)
  2. ヤングキャリアセンター埼玉
    • 若者向けの就職支援窓口
    • 履歴書添削、面接練習、求人紹介など
  3. 埼玉県奨学金制度
    • 経済的理由で進学が困難な生徒向けの奨学金
    • 成績基準も比較的緩やか
  4. 埼玉県高等学校等奨学のための給付金
    • 低所得世帯の授業料以外の教育費負担を軽減
    • 返済不要の給付型支援

こうした県の支援制度も積極的に活用して、進路選択の幅を広げましょう!

通信制卒業生の進路実績と体験談

実際に埼玉県内の通信制高校を卒業した先輩たちは、どんな進路を選んでいるのでしょうか?ここでは進路実績と体験談をご紹介します!

進路実績の例

大学進学例

  • 埼玉大学(教育学部、経済学部など)
  • 埼玉県立大学(保健医療福祉学部)
  • 立教大学、明治大学、法政大学などの首都圏私立大学
  • 芸術系大学(武蔵野美術大学、多摩美術大学など)
  • 通信制大学(放送大学など)

専門学校進学例

  • 大宮ビジネス専門学校(経営・ビジネス系)
  • 埼玉コンピュータ専門学校(IT・プログラミング系)
  • 埼玉ベルエポック製菓調理専門学校(調理・製菓系)
  • 大宮医療秘書専門学校(医療事務系)
  • 東京アニメーションカレッジ専門学校(アニメ・マンガ系)

就職例

  • 地元企業(事務職、営業職、接客業など)
  • 公務員(市役所、区役所など)
  • 製造業(埼玉県内の工場など)
  • IT関連企業(プログラマー、デザイナーなど)
  • 福祉施設(介護職など)

体験談

大学進学した先輩の声

「通信制で勉強する習慣が身についたおかげで、大学の勉強にもスムーズに適応できました。特に自分で計画を立てる力は、大学生活で非常に役立っています。通信制だからこそ身についた力だと思います!」(埼玉大学教育学部に進学・Aさん)

専門学校に進んだ先輩の声

「不登校になって全日制を諦めかけていたとき、通信制に出会いました。そこで自分のペースで学べる楽しさに気づき、卒業後はITの専門学校に進学。今はプログラマーとして働いています。通信制で培った自己管理能力が、仕事でも評価されています!」(IT企業勤務・Bさん)

就職した先輩の声

「通信制高校在学中にアルバイトでサービス業を経験し、接客が好きだと気づきました。卒業後はそのままアルバイト先で正社員登用され、今は店長候補として頑張っています。『通信制だから』と面接で不利になることはなく、むしろ『計画的に物事を進められる』と評価されました!」(小売業勤務・Cさん)

これらの体験談からわかるように、通信制高校での経験や学びは、進学・就職いずれの道でも活かすことができます!

まとめ:通信制の経験を強みに、次のステージへ

通信制高校を卒業したら、大学進学、専門学校、就職など、多様な道がしっかりと開かれています!最初は「通信制だから不利なのでは」と心配になりがちですが、実際には高等学校卒業資格を得るという点では全日制と変わらず、進学・就職の門戸はしっかり用意されています。

むしろ、通信制ならではの自己管理能力や不登校を乗り越えた経験を活かすことで、面接や自己PRで差別化できる場合もあるんです!

【進路別のまとめ】

  • 大学進学を目指すなら:早めに受験対策を始め、AO入試や推薦入試も視野に入れる
  • 専門学校に行きたいなら:体験入学などで実際の授業を確認し、就職実績も確認する
  • 就職を希望するなら:アルバイトやインターンで社会経験を積み、通信制で得た自主性をアピールする

いずれにしても、在学中から情報収集や自己分析を進め、支えてくれる大人(家族・先生・カウンセラーなど)に相談しながら計画的に準備していくのがおすすめです!

通信制高校での学びは決して「劣る教育」ではなく、むしろ自分のペースで主体的に学ぶという点で、これからの社会で求められる力を育む貴重な経験です。その経験を自信を持って次のステージにつなげていきましょう!

埼玉県内には様々なサポート制度もあり、通信制高校の先生方も親身になって進路相談に乗ってくれます。一歩踏み出す勇気を持って、自分らしい未来を切り開いていってください!

応援しています!

  • URLをコピーしました!
目次